5人中1人が帝王切開

帝王切開は、お母さんもしくは赤ちゃんに何かしらの問題が発生し、経膣分娩(けいちつぶんべん)では困難と判断された場合に採用される出産方法のひとつです。お母さんに麻酔をして、おなかと子宮を切開して赤ちゃんを取り出します。

帝王切開手術の割合は増加している

帝王切開の割合は増加傾向にある

厚生労働省が発表した資料によれば、一般病院における帝王切開の割合は1984年に10%程度でしたが、2008年には23.3%まで増加しているということです。特に日本の場合、帝王切開することのリスクが強調され、産科医は可能な限り経膣分娩をすすめるというのが基本方針でした。ですが、状況は変化して徐々に帝王切開による出産が増えてきているのです。

参考:厚生労働省:平成22年度我が国の保険統計

ちなみに、分娩件数は7万件から5万件へと推移しており、少子化傾向も表されています。昔は都内近郊の小学校はひとクラス40人以上が当たり前でしたが、今は30人程度。しかも1学年が1〜2クラスです。分娩件数がこれだけ減っているのですから、当然といえば当然のことですね。

世界的に見ると多い?少ない?

20%という数値を聞いてどう思われたでしょう?多い?少ない?とりあえず日本において、増加傾向にあるというのは明らかですね。

これが、アジアに拡大した調査結果をみると、帝王切開率の平均は27.4%となります。中でも韓国やブラジルは40%を超えており、中国は46.2%という驚くべき帝王切開率です。

時代の流れとともに医療も発達し、考え方がかわっていくというのは世の常ですが、こうして数値で見てみると、20年前の状況とはまったく変わっているといってもいいでしょう。

帝王切開は珍しいことではない

20年前の感覚でお話をする方は、「帝王切開なんて、楽な出産方法でよかったね」なんて言うこともあるようですが、経膣分娩も帝王切開も母子ともにリスクのともなう大手術であることにかわりありません。帝王切開が「楽」だなんてとんでもない誤解だと思います。

現代においては5人に1人が帝王切開で出産するご時世です。古い考え方も大切ですが、変化している部分は理解を深めていってほしいものです。

帝王切開は「産声が聞けないのが残念だ」「術後も傷が痛むのでしょう?」などなど、お母さんが心配することが山ほどありますが、帝王切開によって母子に何か問題が発生する確率というのはものすごく低いのです。闇雲に不安になるのではなく、積極的に帝王切開に向かい合い、理解することで解決できる不安もあります。まずはお母さんが前向きにとらえることが大切です。

医療保険は検討しましたか?

みんなの生命保険

帝王切開で出産した場合、医療保険の給付金支払い対象になることはご存知でしょうか?

もしまだ未検討であれば、女性向けの医療保険について無料で相談できる情報サイトを活用してみてはいかがでしょうか?

出産はライフステージが大きく変わる大事な機会です。女性向け医療保険のプロに相談することで解決することがあるかもしれません。