手術後の観察およびケア

出産は基本的には赤ちゃんが生まれた後の方が時間がかかります。おなかをきれいに閉じるので、時間がかかって当然ですよね。 ここでは、赤ちゃんが生まれた後の、お母さんのケアについてご説明します。 手術後の観察およびケア Photo by swanksalot

体温、血圧、脈拍

出産後は、体温、血圧、脈拍を定期的に観察して、お母さんの体の異状があれば即座に察知します。特に出産直後は短い間隔でチェックしてもらえますが、息苦しくなったり、吐き気などを感じたらすぐにナースコールしましょう。 また、帝王切開で特にみられがちなのが、産後の寒気です。病院によっては、事前に電気毛布などでベットを暖めておいてくれるところもあります。

尿の観察

手術前に導尿しているので、尿が漏れるなどの心配はないのですが、体の異状が見られないかどうかのサインを尿の状態で把握します。 尿に血が混じって濁っていないか?きれいな尿が流れているかどうか?を観察してくれます。帝王切開によって、予期せぬ箇所に傷がついてしまっていないかなどを慎重に経過観察するのです。 陣痛で激しい汗をかいた後に、帝王切開になった場合は水分が不足していることもあります。その場合は点滴などで水分補給することもあります。

点滴が必要

導尿と同じく、点滴のラインも手術前に確保されていますが、最低でも丸1日は抗生剤やその他補液を投与することになります。 点滴の針は柔らかくできていて、激しく動いたり、針を刺している部分を強く圧迫していない限りは、特に痛みはないはずです。もし、長い間痛むようであれば、看護師さんに伝えて対処してもらいましょう。我慢する必要はありません。

子宮復古

役目を終えた子宮は、元の状態に戻ろうとします。これを「子宮復古」と言います。 子宮復古の過程で、子宮低の高さが下がっていき、少しずつ固くなり、悪露(おろ)を排泄していきます。悪露がうまく排泄されないことで、子宮復古の妨げになることもあるので、経過観察がとても大切なのです。

子宮底の変化

子宮復古の過程で、子宮低(お母さんからみると上部)の状態が変化していきます。 子宮低は、出産直後は上に位置していますが、徐々に下がってきます。子宮低は自然に下がっていくものですが、悪露の排泄具合によって下がり具合が変わってしまうので、看護師さんが経過観察してくれます。具体的には、おなかを触って判断します。 触診した結果、下がり方が遅い、などの異常が見られた場合は、まずは輪状マッサージと呼ばれるおなかのマッサージをします。もし、このマッサージが痛い場合はすぐに看護師さんに伝えましょう。輪状マッサージをしても効果がみられない場合は、子宮収縮剤を点滴から投与することもあります。 帝王切開の場合、おなかに傷があるため、出産後に動き出す時期が遅くなり、結果として子宮復古が遅れると言われています。ですが、最近は帝王切開といえ、なるべく早めに起き上がって歩くように進める病院が増えているので、経膣分娩と同じ程度で復古が進むようになると思われます。

産褥血栓塞栓症

帝王切開は経膣分娩よりも産褥血栓塞栓症になる確率が高いとされています。産褥血栓塞栓症は血が固まりやすくなっている妊婦さんの下半身、特にふくらはぎや足先に血栓ができてしまい、起き上がったときに肺につまってしまう症状です。 産褥血栓塞栓症を防止するために弾性ストッキングを着用しますが、最近では、マッサージ機器のようなフット・ポンプを使って足をほぐしてくれる病院もあるようです。

医療保険は検討しましたか?

みんなの生命保険

帝王切開で出産した場合、医療保険の給付金支払い対象になることはご存知でしょうか?

もしまだ未検討であれば、女性向けの医療保険について無料で相談できる情報サイトを活用してみてはいかがでしょうか?

出産はライフステージが大きく変わる大事な機会です。女性向け医療保険のプロに相談することで解決することがあるかもしれません。