産後のからだの変化

出産後のからだの変化については、帝王切開も経膣分娩も基本的には同じです。「私は帝王切開だから」とコンプレックスを感じる必要はありません。

からだが元に戻ろうとする変化と、赤ちゃんのための変化(主に母乳)があります。

産後のからだの変化

Photo by Joe Shlabotnik

悪露(おろ)

出産後、お母さんのからだからは「悪露(おろ)」と呼ばれるものが排出されます。

帝王切開だった場合、悪露はないはずと勘違いしている方もいるようですが、経膣分娩と同様に悪露はあるのです。

そもそも、悪露は胎盤が剥がれたときの血液だったり、リンパ液、子宮内膜のかけらだったりする排泄物なので、帝王切開でも当然のように悪露がでます。

出産直後の初期段階は特に悪露の色が濃い赤い色(血液の色)で分泌量も多いため、大きめの産褥パットを当てて、衣服が汚れないようにします。経過とともに色が薄まっていき、最終的には消失します。通常は6週間程度経過すれば、悪露らしい悪露はでなくなるはずです。

後陣痛

後陣痛は、読んで字のごとく、出産後に起こる陣痛のようなものです。

予定帝王切開で陣痛を経験しなかったお母さんは、この後陣痛に驚かれるでしょう。おなかの中がキュ〜っと締めつけられるような痛みです。症状によっては、手術の傷跡よりも痛むこともあるようです。

ただ、この後陣痛は退行性変化のひとつで、子宮が元に戻ろうと収縮する痛みなので心配いりません。むしろ、順調に経過していると思ってください。

なお、膀胱に尿が溜まっていると、この子宮復古の妨げになる場合があります。できるだけ、排尿は我慢しないで、まめにトイレに行くようにしましょう。

乳房(母乳分泌)

退行性変化の一方、進行性変化と呼ばれるのが乳房の変化です。

「帝王切開だから母乳が出るかどうか心配」というふうに考えがちですが、経膣分娩でも帝王切開でも、母乳がでる仕組みは同じです。母乳はお母さんの血液であり、腺房組織の中のホルモンによって乳汁が生成されるのです。

母乳を赤ちゃんに吸ってもらうことで、吸てつ刺激が起こります。その際に、オキシトシンというホルモンが発生するのですが、これは鎮痛効果があると言われています。

母乳をあげると、さらに母乳が出るようになって、しかもお母さんの痛みを和らげてくれるなんて、良くできたシステムだと思いませんか?

生まれたての赤ちゃんは、短時間に頻繁に授乳する必要がありますが、ここで「絶対に母乳をあげなければ」と頑張りすぎてしまうお母さんもいらっしゃいます。手術の疲れはもちろん、睡眠不足な日々が続いているので、あまり無理は禁物です。

医療保険は検討しましたか?

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帝王切開で出産した場合、医療保険の給付金支払い対象になることはご存知でしょうか?

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出産はライフステージが大きく変わる大事な機会です。女性向け医療保険のプロに相談することで解決することがあるかもしれません。