帝王切開の準備

ここでは手術前の準備の説明をします。基本的には病院で説明してもらえる内容です。

帝王切開の準備

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前日からの飲食は原則禁止

原則として手術の6時間前ぐらいから飲食を制限します。

というのも、手術や麻酔の影響によって気分が悪くなり、吐き気を催す場合があるからです。胃の中に食べ物や飲み物が残っていると、逆流して肺に入ってしまい肺炎を起こす可能性があります。なので、事前に胃の中を空っぽにしてもらい、手術に望んでもらいます。

ただ、緊急帝王切開の場合は事前の時間を設定するわけにもいかないので、緊急帝王切開が必要と判断された状況によって制限をします。

診察

手術直前に最後の診察をします。

もしここで、お母さんや赤ちゃんに何か問題が発生した場合は手術を中止することもありますが、逆に、骨盤位(逆子)だった赤ちゃんが直前で頭位に戻っていることもあります。このような場合は、わざわざ帝王切開する必要もないので、経膣分娩に切り替えます。

「いまさら、陣痛を経験したくない」というお母さんもいらっしゃるので、そこはお医者様と相談が必要です。

浣腸

腸の手術をするわけではないのですが、便秘気味のお母さんには前日に下剤を処方したり、当日、浣腸をしてもらいます。もちろん、普通にお通じがある方は不要と判断することもあります。

着替え

帝王切開は外科手術なので、手術当日に手術着に着替えます。

アクセサリーなどの装飾品や、コンタクトレンズなど、体に身につけているものはすべてはずして、下着などもすべて脱いだ状態で手術着に着替えます。

また、経膣分娩と比べて手術時間が長く、横たわった状態になるため、下半身の血液の流れた悪くなります。その結果、ふくらはぎや足先に血栓が溜まりやすくなってしまうことを防ぐために、弾性ストッキングを履いてもらいます。

剃毛

以前は、感染を防止するために、おなかと陰部をカミソリで剃っていました。ですが、最近ではカミソリの細かい皮膚の傷から感染することを懸念して、施術箇所を大まかに処置するだけになってきています。

点滴

手術前に点滴をして水分を補給しておきます。(500〜1000ミリリットル程度)このときの点滴ラインは手術中もそのままにしておき、輸血をする際に点滴ラインを使うこともあります。

導尿

手術前に排尿は済ませておくものですが、手術中に尿が溜まってしまい、膀胱が膨らんでしまうと傷つけてしまうことも考えられるため、あらかじめ導尿を通しておきます。

なお、一般的には麻酔後に挿管するので、お母さんは痛みを感じることはないはずです。

輸血の準備

前置胎盤であることが事前に分かっている場合は、大量出血する可能性が高いので、十分な血液を準備しておきます。

また、可能であれば自己輸血のために事前に採血しておくこともあります。自己採血は予定日の5週間ぐらい前から何回かにわけて行われます。

膣洗浄

子宮内への感染を予防するために、手術直前に膣洗浄を行います。ただし、経過に問題がない場合は洗浄しないこともあります。気になる方は先生に確認しても良いかもしれませんが、手術前の準備はお母さんの負担を減らすという意味で簡略化されてきているということも理解が必要です。

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