帝王切開の種類

帝王切開にはあらかじめ予定された予定帝王切開と、お母さんや赤ちゃんの状態が急変した場合などに帝王切開する緊急帝王切開に分けられます。

帝王切開の種類

Photo by Kyle and Kelly Adams

予定帝王切開

例えば、前回が帝王切開だったので、安全策として今回も帝王切開とする場合があります。このような場合は事前に手術日を決めて、お母さんも病院側も準備をします。

経膣分娩の予定でも、予定日を過ぎた41週目の検診で、なかなか赤ちゃんが降りてこないなどの理由によって帝王切開に切り替える場合もあります。この場合も予定帝王切開に分類されます。

一方、予定外の急な事情によって帝王切開するのが緊急帝王切開です。例えば、手術予定日前に陣痛が始まってしまい、急に手術することになれば緊急帝王切開ということになります。

予定帝王切開の場合、通常は妊娠38週に手術日を設定します。

これは、陣痛がくる前に手術する必要があるため40週より事前に手術したい、また、あまり早くしてしまうと、産まれてくる赤ちゃんが「新生児一過性多呼吸」になってしまうリスクがあるという理由から、妊娠38週を目標とするのです。

ちなみに、新生児一過性多呼吸とは、産道を通ってくる経膣分娩で産まれる赤ちゃんとは違い、赤ちゃんが急に外の世界に触れる帝王切開特有のものです。肺にたまった羊水のせいで呼吸がうまくできない状態になりますが、きちんと処置すれば赤ちゃんに障害が残ったりする可能性は低いです。ですが、できるだけ新生児一過性多呼吸にならないように安全策をとるのです。

緊急帝王切開

お母さん、もしくは赤ちゃんの容態が急変するなどの予期しない事態が発生した場合に、緊急帝王切開となる場合があります。経膣分娩の予定だった方も、予定帝王切開だったとしても緊急帝王切開になる可能性はゼロではないので、いざというときの予備知識は必要です。

緊急帝王切開になるケースで一番多いのは、分娩停止と胎児機能不全です。

分娩停止は、陣痛がきているにも関わらず、なかなか赤ちゃんが降りてこれない状態のこと。事前に調べていたよりも骨盤が狭くて通りにくくなっていたり、へその緒が引っかかって出て来れないことがあるのです。

胎児機能不全は、赤ちゃんの心音が弱まった状態が長く続きそうで回復しそうにない場合などがあげられます。

90%以上は妊娠37〜42週の期間で分娩停止や胎児機能不全によって緊急帝王切開されますが、まれに、妊娠早期に妊娠高血圧症候群が起きることがあり、そうなると少しやっかいです。まずは妊娠誘発剤を使って経膣分娩を試みますが、症状が改善されない場合に緊急帝王切開に切り替えることがあります。

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